ニューヨーク時間での戦略

題名「ニューヨーク時間での戦略」について書きます。

ニューヨーク時間での取引は初心者の方にはかなり難しいという話を前にしました。

そして今回はその戦略について書きたいと思います。

まずですが、取引する前に必ず相場分析が必要です。

一番重要なのはヨーロッパ時間にトレンドが発生していたどうか、また何Pipsぐらいの値幅があったかという事を調べる必要があります。

FXでは大体の一日の値幅というのが存在します。

その値幅がヨーロッパ時間に出ていたかどうかです。

例えばある通貨で1日の値幅が大体100PIPくらいだったとします。

ヨーロッパ時間でその値幅が出ていたら、ニューヨーク時間ではそれ以上の値幅が発生しにくい=レンジになる可能性が高いという事です。

それを踏まえた上で、前日の取引がレンジだったのかという事も調べます。

前日がレンジだった場合はどちらか一方的な大きな流れになりやすいという事であり、1日の値幅以上に流れる可能性があります。

それから、サポレジを引き、重要指標を調べます。

そして戦略を立てていきます。

 

1.ヨーロッパ時間にトレンドが発生していて一日の値幅が十分であった場合

 

この場合は、レンジになりやすいという事でレンジの戦略で行きます。

高値安値にサポレジを引き、サポレジからトレンド方向へのエントリーを考えます。

レンジの形がいくつかあるので、その形が形成されるのを待ちます。

レンジの形とは、ボックス、ダブルトップ・ボトム、トリプルトップ・ボトム、フラッグ、ペナント、ウェッジなどです。

レンジでエントリーする時はサポレジを1分足で確認して、抜けそうか戻しそうかを確認してからエントリーします。

大体のレンジの形を念頭に置いてみていきます。

もしエントリーできなかったらレンジから抜けた後にエントリーして、次のサポレジまで取っていきます。

 

2.ヨーロッパ時間にトレンドが発生していたが一日の値幅が十分でなかった場合

 

この場合はトレンドが発生する場合がありますが、ヨーロッパ勢の利確も始まるので注意が必要です。

とりあえず、SMA22を抜けるか抜けないかというところが焦点となってきます。

これを抜けると一時的にレンジになりやすい状態になります。

レンジになった場合は1と同じ戦略ですが、かなりのチャンスにはあります。

どこまで戻るのかを見ていく事になり、トレンドが転換すればそちらについていくか、エントリーしない事になります。

SMA22を突破しなければそのままトレンドになりやすいのでついていきます。

ですが重要なサポレジは必ず機能するのでそサポレジまで持つという感じです。

ここで重要になってくるのが、日足か4時間足のローソク足の形になります。

反転サインの足が出ればそのまま保有する事も可能です。

その辺りは経験が物を言う世界になります。

 

3.ヨーロッパ時間がレンジだった場合

 

ヨーロッパ時間がレンジだった場合ですが、これにもいくつか種類があります。

ボラティリティがあるレンジの場合は、レンジの形を見てブレイクからエントリー、もしくはレンジの端でエントリーを考えます。

ブレイクからのエントリーでは勢いがあるかどうかが焦点になります。

勢いがないとだましになる可能性があります。

ボラティリティのないレンジの場合は、重大な指標発表がある可能性が高いのでエントリーは控えます。

指標発表は2回ある場合があるので注意が必要です。

1回目でトレンドが出たら、2回目は無かった事になる場合があります。

これも経験が必要ですかね。

 

こんな感じですかね。

このまとめは自分のアウトプットにおいて非常によかったと思います。